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診察室を開けると、満面の笑み。出迎えてくれた院長の橋本先生は、初めてお目にかかる私たちとの垣根を取り払ってくれた。自由が丘の駅からほど近く。ピンクの看板が目印のはしもと眼科クリニックは、2007年に開業したばかり。開業前までは緑内障や眼科医でも珍しい眼瞼下垂疾病が専門という橋本先生。個人病院では珍しく網膜症や緑内障治療で用いられるレーザー網膜凝固装置も完備している。決して優しさだけじゃない、橋本先生の秘めたる熱意に導かれて、今日もたくさんの患者さんが訪れている。(取材日2008年3月6日)
若さのメリットは気楽に聞けること。目指すはとっつきやすい外来
―開業までの経緯をお聞かせください。
佐賀医科大学(現、佐賀大学医学部)を卒業後、愛媛や埼玉の眼科で勤務医を経て、昨年、開業しました。医大を出た後に愛媛大学の医局に入局し、そこの方針で、さまざまな病院を経験しました。ここ自由が丘は品の良い方が多くて、診察もスムーズですね。田舎で耳の遠いおじいちゃん、おばあちゃん相手に大きな声を張り上げていたので、今は物足りなくもあるんですが(笑)。もっともっと、おじいちゃんやおばあちゃんにも来ていただきたいですね。まだ開業したばかりですので、これから頑張ります。
―そんななかで、先生が心がけていることは何ですか?
"とっつきやすい外来"を目指しています。というのは、自分が弱って病院に行った時に、無愛想な対応をされたりキツい言葉で言わるなど、ショックを受けた事があったんですね。開業医のなかでも私は若い方なので、患者さんからしてみると、この人大丈夫なの?という頼りなさがあると思うんです。逆にその若さのメリットというのは、とっつきやすいこと。若い女医だから、もっと気楽に聞いてみようかなと思ってもらえるような外来をと思っています。例えば、コンタクトレンズ処方の患者さんでも、普段の暮らしでどんな使い方をしているのかいろいろ聞き出してみます。すると、部活でこんな雑な使い方をしていたとか、ポロッと話してくれたりするんですね。問題がない方は普通に診察しますが、眼を見てアレッと思う方は色んな話題を振りながら、話しています。
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