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宮崎整形外科 宮崎 祐院長 (2)

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足は、第2の脳といわれるほど重要な臓器です

―なぜ整形外科を選択されたのですか?

父も祖母と同じ産婦人科ではなく消化器外科を選んだんですけれど、その理由と同じで、「親の七光りはいやだな」という気持ちがどこかにあったんです。それと機械を扱うのが好きだったので、整形外科の手術に惹かれたというのも理由のひとつですね。なかでも僕はスポーツドクターとして足を専門にしています。近くに日体大があるのですが、そこに昔オリンピックで金メダルをとった体操選手、具志堅先生がいたんですよ。懇意にしていた関係で、アテネオリンピックで体操の強化スタッフを務めていた経験もあります。それと今は、骨粗しょう症にも力を入れていますね。対策としては、年齢に関係なく、規則正しい食事と定期的な運動が大切。とくに食事に関しては、今の世の中、ひとりで食べる人が増えたのがいけないと思うんです。昔は大家族で会話しながら、いくつもの食材をいろいろな人に刺激されて食べていましたよね。子供は大人に「こういう食べ物が身体にいいんだよ」と教えてもらうことで知恵がつきますし、一方、おじいちゃんおばあちゃんにとっても老化や痴呆の防止になっていたはずです。

―足は身体のなかでも特にどんな存在だとお考えですか?

人間が動物と一番違うのは、2足歩行であること。だからこそ、自由になった手で道具をつくり、脳も進化したわけです。足は、第2の脳といわれるほど重要な臓器なんですね。ただ日本人の民族性として、「他人に自分の足をさらすなんて失礼」という意識が根底にあるんですよ。それゆえ患者さんが病院に来るのを躊躇し、足の医療がなかなか発達しなかったという事実があるんです。日本で足がクローズアップされるようになったのは、ようやく最近のことなんですね。

―施設のこだわりを教えてください。

2大コンセプトは、清潔で明るいこと。思うに病院というのは、リラックスするために来る場所ではないんですよ。あくまでも病気を治療する場所なので、細部まできちんと見られる明るさを確保するなど、治療にもっとも適した環境づくりを心がけています。それとモニターを設置し、待合室から診察室へ向かって歩いてくる患者さんの様子を見られるような工夫をしています。すると片足を引きずっている様子など、症状がリアルにわかるんですね。また、マンモグラフィーなどの最新機器をできる限りそろえ、大きな病院にいかなくても最善の診療が受けられるように努めています。



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