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バースハーモニー 齊藤純子先生 (1)

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「お産って、とっても大きなギフトをもらえるのよ。」と、やわらかな笑顔を浮かべる助産師の齊藤純子先生。ご自身が経験された幸せに満ちた出産を多くの方に伝えるべく、自宅出産を希望する女性たちに力強いサポートをはじめて今年で10年目。これまでに約300件の出産に立ち会ってきた。取材中にも、相談や感謝の電話が何本もかかり、その度に澄んだ瞳にうっすらと涙を浮かべながら、「本当に幸せな仕事をしています」と仰る先生。「バースハーモニー」では、喜びに溢れた多くの「生」が美しい音楽を奏でていた。(取材日2008年4月23日)


4度のお産を通して感じた自然に産むことの素晴らしさ

―助産師を目指された理由を教えてください。

当初は、看護師を目指して看護学校に通っていました。しかし、患者さんを治療する薬や手術に触れる度に、病気にならずに済む方法があったらいいな、と感じるようになりました。看護の仕事はとても大切なものですが、私は病気になる前の段階で、よりその人らしく生きられるアプローチをしたいと思ったのです。そこで、看護学校卒業後に、保健師と助産師の資格を取得し、健康で幸せな場面に立ち会うことのできる助産師として大学病院で働くことを選択しました。

―大学病院での日々はいかがでしたか?

大学病院では、多くのことを学びました。しかし、次第に病院でのお産に疑問を持つようにもなりました。医学的には正しいことをしているのですが、感性的にいうと病院で繰り広げられるお産が惨く感じたのです。例えば、病院では必ず会陰(膣と肛門の間の筋肉)を切開するのですが、とても痛そうなんですね。これは本当に必要なのか、感性的に嫌だと思うことを一切しないお産はないものか、そんなことを日々感じていました。

―その後、開業されるわけですが、どういった経緯があったのですか?

結婚を機に医療の現場からいったん身をひきました。病院でのお産に対する疑問を出発点として、自然なお産への憧れが募っていましたから、子どもを授かった時には、迷わずに「自分で試してみよう!」と。助産院での自然分娩、自宅出産2回、水中出産と計4回のお産を経験し、4人の息子が誕生しました。会陰を切らず、陣痛促進剤も打たない自然な出産は、本当に幸せなものでした。人間の体は、規則正しい生活をして、しっかりとした食事をすれば、自然に赤ちゃんを産めるようにできている、ということを自分の体を通して学びました。そして、この生きた知恵を多くの方にお伝えしたいという思いがムクムクと湧いてきたため、開業するに至ったのです。



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