


町並みの美しい松風台。住宅街の中に位置する松風台アニュー歯科クリニックは、院長の村田賢二先生と奥様でもある有紀先生のお二人の温かさがにじみ出たようなアットホームクリニック。ゆったりとした待合室には、小さな患者さんからのプレゼントだという可愛らしいイラストが飾られて、お子さんたちが楽しそうに治療を受ける姿が目に浮かんだ。まだ小さな患者さんたちを「お友達」と呼ぶ、そんな有紀先生に子どもに対する真の愛情を感じた。(取材日2008年3月26日)
―医師を志したきっかけをお聞かせください。
〔副院長 村田 有紀先生〕
父が歯科医師だったことがきっかけです。私の生まれ育った宮城県角田市という場所は、私が小さかった当時は歯科医院が少ないこともあって、父が開業する歯科医院は毎日大勢の患者さんが訪れて、父は休む暇もありませんでした。医院を開ける何時間も前の早朝から、予約のための患者さんが訪れていたほどだったんです。そんな多忙な父を手助けしたいというのが幼い頃からの夢でした。小児歯科を勉強したのは小さなお子さんを診療するのが苦手だった父のためにです。しかし、結婚して、この場所に住まいを構えたために、父を手伝うという夢は叶いませんでした。でも、今でも現役で活躍している父のために、何かしら力になれればと思っています。
〔院長 村田 賢二先生〕
歯学部に入る前は、大学で建築の勉強をしていました。卒業を目前にして、図面や機械ばかりを相手にしていることに対して次第に迷いを感じるようになったんです。本当に自分のやりたいことは何か考えてみたところ、人間を相手にした仕事がしたいのだと気がつき、意を決して、歯学部へ編入しました。ビルなどの大きな建造物を造る建築と、小さな歯を診る歯科では何の共通点もなさそうですが、実はたくさんの共通点があるんですよ。建築を学んだことが決して無駄にはなっていません。
―得意とされている治療分野はありますか?
〔副院長 村田 有紀先生〕
小児歯科を得意としています。特に乳幼児期の予防に力を入れて取り組み、お母さま方にも乳幼児期に有効なケアをアドバイスしています。人間にとって、この時期の食生活と生活習慣が一生を左右すると言っても過言ではないほどの大切な時期で、もちろん歯の健康にとっても同じように大切な時期です。お子さん一人ひとりの個性や生活習慣に合わせた、正しい予防を身に着けていただきたいと思っています。
〔院長 村田 賢二先生〕
強いて挙げるとするなら、床矯正でしょうね。床矯正は、一般的な歯列矯正とは少し異なり、歯を動かすのではなく、土台となる顎を大きく広げて歯を並べるスペースを作る矯正方法です。費用も安く、期間も短く済み、何しろ抜歯をせずに矯正することが可能になります。どんな年齢の方でも床矯正はできますが、やはり効果が高いのは成長期ですね。目安としては犬歯が抜ける前の6〜7歳に始めると良いですね。