
| ←前 | 1 | 2 | 3 | 次→ ]
市ケ尾駅からバスで5分。たかはし歯科医院は、小学校や中学校のほど近くマンションの2階にある。院長の高橋先生は「僕は普通の歯科医ですから、立派なことなんて言えないなぁ。」と照れくさそうに私たちを出迎えてくれた。謙遜される高橋先生、実は小児歯科がご専門。大学病院で12年間、子供を中心に診てきた経験からか、患者さんの半数はお子さんだとか。同業の歯科医からも、お子さんの患者さんを紹介されることもあるという。とはいうものの、高橋先生の姿勢はいたって自然体。無理せず、引っ張らず、丁寧に。街のかかりつけ医として、いつまでも寄り添ってくださるだろう。(取材日2008年3月13日)
治療を受けやすい環境を作ってあげることが、僕らの仕事です
―開業までの経緯をお聞かせください。
昭和大学歯学部を卒業後、大学病院の小児歯科で子供を専門に診てきました。開業したのは平成10年の2月です。今年で11年目になりますね。
―なぜ市ケ尾で開業されたのですか?
高校が青葉区にある桐蔭学園だったんです。実家のある世田谷から通っていました。また、大学のグラウンドが長津田にあるなど田園都市線は馴染みがありまして、たまたまご縁があり、ここ市ケ尾で開業しました。うちは、私が小児歯科が専門だったということもあり、患者さんはお子さんを連れたファミリーが圧倒的に多いですね。
―それで院内にお子さんの絵が飾ってられるのですね?
そうですね。でも、小児歯科を標榜しているクリニックだと、もっと辺り一面お子さんの絵が貼っているところもあります。それに比べると、うちはまだ少しですね(笑)。
―小児歯科を選ばれたのは何かきっかけがおありですか?
まず、子供が好きだからでしょうか。それと僕が歯学生の頃は、子供の虫歯がまだまだ多い時代でして、実習に出ても待っているお子さんがすごく多かった。大学病院での本格的な治療は、かなり待たされる時代だったんです。それを目にして少しでも役立てればと思い、小児歯科を志しました。
―小児歯科の場合、治療以外のフォローが大変なように思うのですが?
まさにおっしゃる通りですね。正直、子供も大人もやってる治療は、変わらないんです。今でこそ予防的な治療が増えてきていますが、小児歯科も大人と同様、削って治すという、オーソドックスな歯科治療がメインです。逆に処置的には最先端なものはあまりありませんね。それをなるべくスムーズに治療ができるように治療を受けやすい環境を作ってあげることが、僕らの一番の仕事なんですよ。
| ←前 | 1 | 2 | 3 | 次→ ]