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近岡小児科 近岡 弘院長 (1)

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宮崎台の近岡小児科を訪ねた。お父様の秀次郎先生から院長の弘先生に引き継がれたのは2000年のこと。親子二代にわたって、地域のお子さんたちの健康を守っている。ぬいぐるみやおもちゃが溢れる待合室だが、予約制が導入され、病気のお子さんを待合室で待たせる必要もない。弘先生は、長い間、大学病院で腎疾患や心臓疾患、新生児治療に携わった経験を生かし、最新の治療を提供することを心がけているという。どんな質問にも優しい笑顔で答えてくださった。(取材日2008年6月4日)


気がつけば、父と同じ小児科医に

―医師を志したきっかけをお聞かせください。

コンピュータ関係のエンジニアになりたくて、工学部に3年ほど通っていたんです。学生運動が過熱していた時期で、まともに授業が行なわれていたのは、最初の1年半くらい。残りはほとんど休講でしたね。親戚に同じく工学部に通う者がいて、本当に頭が良かった。その親戚を見ていたら、自分に自信を失くしてしまい、エンジニアになる才能がないように思え、さらには機械を相手にしていることに嫌気が差してしまった。休講が続いている間に、一念発起して、医学部へ入りました。


―小児科を専門にされた理由をお聞かせください

学生時代は、当時の花形診療科であった脳神経外科や循環器外科に行きたいと思っていました。ところが、臨床実習が始まってみると、将来のあるお子さんたちを診療できる小児科に魅力を感じるようになっていました。実際に小児科の病棟は、活気があり、お子さんのパワーが溢れているんです。もちろん、幼くして命を失ってしまうお子さんも多くいたけれど、そのようなお子さんの力になりたいという思いにかられて、結局、父と同じ小児科医になりました。勤務医時代は腎臓をはじめとする泌尿器系の疾患や、アレルギー疾患、新生児を中心に診療をしていました。

―子どもの泌尿器系の病気の初期症状はどんなものがありますか?

学校の尿検査で、血尿やたんぱく尿を指摘されて慢性の腎疾患がみつかることがありますが、尿検査をせずに、症状だけで発見するのは難しいことです。初期症状はないことも多いのです。腎疾患は顔や体がむくむと言われていますが、むくまないことも多いですし、尿の色で判別をつけることも難しいことです。ですから、学校の検査で病気の疑いが指摘されたら、すぐに病院にかかり、治療を開始することです。万が一、いつもと尿の色が違ったり、尿の回数や排尿時に異常を訴えるようであれば、早めに病院へかかるようにしてください。



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