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神保矯正歯科
神保芳之院長・神保千絵副院長
溝の口駅 (高津区) / 矯正歯科
 

神保矯正歯科 神保芳之院長・神保千絵副院長 特別取材2 (矯正歯科/高津区/溝の口駅)

患者さんと二人三脚で治療する、だからこそ会話を大切にしたい

―歯の矯正って大変なイメージがあるのですが‥‥

虫歯の治療に比べると、歯科矯正の場合は緊急性の高いものはまずありません。そして、治療もじっくり時間をかけてやっていくものなので、始めるきっかけがつかみにくく、大変そうなイメージが先行してしまいがちです。なので、矯正治療にとっては、「本人がどれだけやる気があるか? 」ということが一番肝心なのです。そのためには、患者さんに矯正治療というものを理解していただかなければならず、特に最初のカウンセリングの段階で、ひとつひとつ疑問や不安を解消してあげることが大切です。例えば、「強い力を加えたら、早く歯が動くような気がするのだけど‥‥」とおっしゃる患者さんには、「弱い力を持続的に加えることが大切なのです。ポイントをおさえて、コントロールしながら動かすので、どうしても時間が必要なのです。」と、分かりやすく説明をし、患者さんの矯正治療に対する気持ちを高めていくことが大切だと感じています。

―矯正後の患者さんの反応はどんな感じですか?

治療が終わりに近づくと、形が整ってきれいになっている様子が、器具をつけたままでもよく分かります。そして、何人かの患者さんが最初の状態を忘れて、元々からそうだったかのような感覚になるんですね。治療前の写真と見比べて、一番びっくりされるのが患者さんご本人!「これ、本当に私?」って。治療後、患者さんと笑い合うこの時間は幸せですね。今まで、二人三脚で頑張ってきた時間があるからこそ、患者さんと一緒に心から喜び合えるのだと感じています。

―印象に残っている患者さんはいらっしゃいますか?

歯科矯正は時間をかけて取り組む治療なので、全ての患者さんと様々な思い出がありますが、ある女性の患者さんで、治療後の喜ぶ様子がとても印象的だった方がいらっしゃいますね。鼻の先とアゴを結んだ線をイーラインというのですが、横顔を見た時にイーラインから唇が出ていると、常に口をあけている状態になりやすく、顔のつくりにも影響が出てしまうのです。その方も長年、口元のコンプレックスに苦しんでおられました。矯正治療に加え、唇の筋肉を動かす練習を繰り返し、そして治療後、自然と口が閉じられるようになって、顔の表情も明るくなりました。その時に、「先生、治療して一番喜んでいることってなんだと思いますか?」と質問されたのです。「食べやすくなった、かな?」と答えると、「いえいえ、お化粧が好きになったんです。今まではお化粧をするのが苦痛でたまらなく、お化粧品を買いに行く時は本当に憂鬱だったんです。それが今では、化粧品店での試し塗りも喜んでお願いしているのですよ」。その生き生きとした表情は、矯正治療の目に見える結果からだけではなく、その方の気持ちが変わったからなんだと感じました。現実にそういう患者さんは大勢いらっしゃいます。患者さんの治療が一人終わるごとに一緒に喜び、私も充実感が得られ、そしてとても勉強になるのです。患者さんの価値観は一人一人で違い、矯正治療されることで得られる喜びも様々。だからこそ、押し付けにならないやり方が大切なのだと気づかされるのです。