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宮坂医院
宮坂昌人院長
溝の口駅 (高津区) / 産婦人科、小児科、内科
 

宮坂医院 宮坂昌人院長 特別取材2 (産婦人科他/高津区/溝の口駅)

もっと自分に備わった力を信じてほしい

―昔と比べて、妊婦さんの考えに変化を感じられることはありますか?

インターネットが普及したおかげもあり、情報や知識を持つ妊婦さんが増え、よく勉強をされていると感じます。しかし、出産は知識で行うのではありませんから、ときにはその知識が邪魔をしてしまっているように見える妊婦さんもいます。知識があるばかりに、しなくても良い心配をしてしまったり、選択肢がありすぎて、自分では選びきれずに困ってしまう妊婦さんもいます。出産は何も特別な教育を受けていなくても、知識がなくてもできるものです。もっと、ご自身に備わった自然の力を信じてもいいのではないかと思いますね。それと、ひと昔前までは、妊婦さんのお母さまやおばあさまが甲斐甲斐しくお世話をしていて、男性陣は蚊帳の外というのが当たり前の光景でした。現在は積極的にご主人が協力するようになり、ご夫婦が力を合わせての出産へと変わってきましたね。

―婦人科領域では、どのような患者さんが増えましたか?

STDと呼ばれる性感染症にかかる女性が増えています。しかも10代から20代前半という若い層に増えています。STDを安易に考えている方がいるようですが、STDの中には完治の難しいHIVなども含まれています。さらに女性に感染した場合、男性に比べて自覚症状に乏しいため、放置してしまうことも多く、その結果、不妊症やがんなどの思わぬ病気を招くこともあります。自分の意識ひとつで予防ができるのですから、感染者の増加は残念なことです。STDの中でも特に顕著なのが、ヒトパピローマウィルスの感染が原因となる子宮頸がんの増加です。かつては40代以上の病気だと言われていた子宮頸がんですが、STDの若年化に伴って、20代での発症が増えてきました。STDは予防できる病気ですから、しっかりと予防してほしいものです。

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